周りに煽られてYYCアプリを使った結果…

少し前まで、なぜか私の職場では『リア充自慢』が流行っていました。「この前は彼女と温泉旅館に行ってさー」とか「俺は遊園地で一緒に遊んだよ」といった会話が繰り広げられており、彼女がいない男は肩身の狭い思いをしていたのです…。

実は私も当時は彼女がいなくて、少しだけ焦りを感じていました。当時の私は26歳、たしかに彼女が欲しい年齢でもありますし、焦りを感じるのも普通でしょう。ただ、ほかの人の話を聞くだけならまだ平気でした。

出会いアプリ-YYCを使う事になりました

ですが、よく話す同僚に「あれ？まだ彼女いないの？俺はこの前、YYCアプリで見つけたぜ」なんて煽られると、さすがに我慢できません。それで私は「それなら自分にだって彼女くらい作れるわい！」とムキになってしまい、結局は流行に流されてしまいました。

とはいえ仲のいい女性がいたわけでもないから、私もYYCアプリを使うことになったのです。本当ならドラマチックな出会いなども経験してみたいですが、ドラマの主人公みたいにイケメンでもないから、出会い系を使うしかなかったのですね。

ダメ出しを受けて苛立ちました

そしてこのYYCアプリで、A（仮名）という女性と仲良くなりました。Aは恋人というよりも一緒に遊べる相手を探していたようで、私のことも男友達くらいにしか見ていなかったと思います。そんなAに私は「彼女ってどうしたら作れるんだろう？」と相談することもあったのです。

Aはこういう話にも真面目に付き合ってくれますが、ある日は「ねえ、どうしてそんなに彼女が欲しいん？」と聞いてきたのですね。変なところでバカ正直な私は職場でのことを話すと、Aは「うーん、そういう浮ついた気持ちで探すから見つからないんじゃないかな…」と苦々しく指摘したのです。

最初はムカッときたのですが、Aに「周りに流されただけで付き合うことになったら、彼女だって可哀相じゃん」ともっともなことを言われたら、私もやっと目が覚めたのですね。昔からちょっと流されやすいというか煽られやすい性格でして、Aがいなかったら未来の彼女を不幸にしていたかもしれません…。

結局YYCアプリで彼女作りに成功

なお、Aにはアドバイスのお礼がしたかったので、後日私が食事に誘いました。するとAは予想以上に綺麗で、性格に関しては言うまでもないから、私はすぐに好きになってしまったのです。Aは私を意識していた感じはありませんが、嫌ってはいません。

それで勇気を出して告白すると「本当に私が好き？誰でもいいとかじゃなくて？」と真剣に聞いてきたので、ちゃんと「Aはきっと正しいほうに導いてくれるから、ずっと一緒にいて欲しい」と言ったのです。

すると「ん、じゃあ合格かな？」と笑い、付き合ってくれました。彼女探しは勢いが大事ですが、ちゃんと相手のことも考えないとダメですね。